片頭痛

片頭痛について

頭痛とは?

  慢性頭痛のなかで代表格なのが片頭痛です。 こめかみから眼のあたりがズキズキと脈打つ痛みが、はっきりした原因がないのに現れ、体を動かすと痛みが増すのが特徴です。
片頭痛かどうかを判断するには、下の8つの項目があります。
1.頭の左右どちらか片側が痛い、両側が痛いときもある。  
2.ズキンズキンと脈打つように痛い。
3.寝込んで日常生活に支障がでる。
4. 体を動かすと(おじぎをしただけでも)痛みが悪化する。
5.吐き気がして嘔吐してしい、下痢をおこすこともたまにある。
6.蛍光灯の光やテレビの音に敏感になり嫌悪感を覚える。
7.ふだん気にならないニオイにも嫌悪感を覚える。
8. 頭痛がおきる直前に光(閃輝暗点)が見える。
1~7の項目のうち2つ以上が当てはまる場合は、片頭痛であると考えられます。
また、8の症状がある場合は、ほぼ片頭痛であると考えられます。
但し、片頭痛に当てはまっても初めて痛みを感じた場合や今までに無い痛みがある場合は脳出血など重大な頭痛が考えられますので必ず医師の判断を仰ぎCTやMRI検査をうけて調べることが必用です。

片頭痛、偏頭痛どちらが正しい?

結果から言いますと”片頭痛”が正式名称です。1943年日本医学会が作成した医学用語集で正式に採用されました。PCで変換すると”偏頭痛”と変換されますがそれは広辞苑に”へんずつう”=偏頭痛・片頭痛となっているからです。広辞苑では学術用語が正しいではなく古典を含めた文献での表記を中心にしているためだそうです。
しかし、古典を含めた文献ではなぜ”偏頭痛”?なのか、中国語では”偏”が片側とか半分の意味で”片”が2個揃った物の一方をさす意味があるそうで現に中国では偏頭痛が正式名称です。

片頭痛の原因は?

片頭痛の原因はいまだはっきりした原因はわかっていませんが身体的ストレスや精神的ストレスが引きがねで脳の視床下部で変化が起こり脳に張り巡らされたが三叉神経(冷たい、温かい、痛い、触るなど顔の皮膚の感覚を伝える神経)が刺激を受け頭痛がおこるといわれています。 
身体的ストレスや精神的ストレスを過度に受けると体の中で神経伝達物質のセロトニンが大量に放出されます。すると脳の血管が一気にちぢみ一時的に血液の流れが悪くなり閃輝暗点などの症状が現れます。その後徐々にセロトニンがなくなりその反動で脳の血管が異常に拡張し脳の三叉神経を刺激し炎症物質を放出させその炎症物質により血管がさらに拡張し脳が興奮状態になって頭痛がおこると考えられています。三叉神経から脳へつながる途中に嘔吐中枢があるため吐き気がおこったり大量に放出されたセロトニンが原因で下痢もおこすと考えられています。
片頭痛をおこす主な引き金は自律神経に関わる睡眠不足、寝すぎや生理、出産、更年期によるホルモンの変化、気圧の変化など天候の変化、人混み、街の騒音、眩しい光、香水などのにおい、アルコールなど街にあるごく身近なものも引き金になります。

体のゆがみ、筋膜のよじれや癒着が頭痛を引き起こす

骨盤や背骨が歪むことにより姿勢が歪みます。その歪んだ姿勢でいると、首や肩の筋肉はもちろん他の筋肉も伸ばされたり引っ張られたりと、必要以上に負担をかけ過度なストレスとなります。そしてそれらの筋肉を覆っている筋膜がよじれたり癒着し、本来自由に動けるものが動けなくなりその筋膜を通過する血管、神経、リンパ管に影響を及ぼし、自律神経もみだしてしまい頭痛をひきおこしてしまうのです。

これを改善させるには、本来の原因である体の歪み、筋膜のよじれや癒着をなくさなければなりません。そしてそれらが改善されると自律神経も自然と安定し片頭痛も改善されます。

痛み止めを飲まなくても大丈夫な状態へと頭痛の原因そのものを取り除く施術を行います。つらい頭痛から解放されることで、突然来る痛みに怯えることなく、毎日をもっと明るく安心して送れるようになります。

このまま頭痛に悩まされ続けながら過ごすのではなく、まずは一度、当院の施術を体験してみてください。
頭痛持ちの方は首こり、肩こりはもちろんですが腰痛もあるという方もいらっしゃいますが当院ではそのような症状も同時に施術してまいりますのでご気軽にご相談下さい。
また、様々な症状に対処するために、お時間は70分~90分、2回目からは60分~90分程度かかります。

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